1861年 長崎にグラバー商会設立

「グラバー商会」ってさ
1861年5月1日(旧暦:文久元年3月22日)、スコットランド出身の商人トーマス・ブレーク・グラバー氏が、長崎で自身の会社「グラバー商会」を設立。

主に武器商人として幕末の日本で活躍した他、蒸気機関車の試走、西洋式ドックの建設など、日本の近代化に多大な貢献を果たした。

また、一説には明治維新の立役者である坂本龍馬を支え続けた(操っていた?)と目されており、岩崎弥太郎五代友厚伊藤博文森有礼など、主に土佐藩長州藩薩摩藩出身の明治維新やその後に活躍する多くの幕末藩士に影響を与えた…らしい。

また、グラバー氏が住んでいたグラバー邸は、日本最古の西洋建築物で、同邸の庭園はグラバー園として今日でも人気ある長崎観光名所のひとつとなっている。
ちなみに、トーマス・グラバー氏は後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎と懇意で、三菱傘下の麒麟麦酒
(現:キリンホールディングス)のロゴマークを考案したのはグラバー氏なのだか。博識だったのねぇ。